初山別村では、令和5年9月1日に豊かな自然環境の維持と村民が安心して暮らすことができる環境を次世代へ引き継ぐため、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロの実現を目指す「初山別村ゼロカーボンシティ宣言」をしました。
近年、世界各地では猛暑や豪雨など地球規模での異常気象により災害が多発しております。これらは二酸化炭素をはじめとした温室効果ガスによる地球温暖化の進行が原因とされています。
2015年に採択されたパリ協定では、「平均気温の上昇を産業革命以前と比べて2℃未満とし、1.5℃に抑えるよう努力する」との目標が掲げられ、日本では、2020年10月に政府が「2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言しました。
脱炭素社会の構築に向けて、2050年までに二酸化炭素等温室効果ガスの排出量を実質ゼロを目指すことを表明した自治体のことです。
二酸化炭素等の排出量と森林などで吸収される吸収量が等しくなり、計算上、二酸化炭素等排出量が実質的に「ゼロ」となる状態のことです。