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 1月の星空

1月初旬22時ころ/中旬21時ころ/末20時ころ
図は1月15日21時ころのようす

星図等はステラナビゲーター10[(株)アストロアーツ]で作成
 天体ショー
 月相 早見と惑星状況
新月 上弦 満月 下弦
1/17 2/16 1/25 2/23 1/2・31 1/9 2/8
        
水 星 上旬は明け方の空、その後太陽に近くなり見えません
金 星 太陽に近く見えません
火 星 明け方の空にありますが、まだ遠く観望には適しません
木 星 明け方の空にあり火星と並んでいます
土 星 明け方の空にありますが、低く観望に適しません
天王星 観望に最適ですが、小さいので模様は見えません
海王星 夕方の空にありますが観望に適しません
彗 星 明るい彗星はありません
流星群 4日の未明にしぶんぎ座流星群は、満月過ぎの月が明るく不利です。
1 元日 (初山別の日の出07h08m、日の入り16h05m)
2 水星が西方最大離角(太陽の西22.7°)
月の距離が最近(35万6565km) 今年一番近い
月が最北(赤緯+20°03.4′)
○満月(スーパームーン)
3 地球が近日点通過(1億4709万7233km)
4 しぶんぎ座流星群が極大(1/1〜7)
5 小寒(太陽黄経285°)
7 火星と木星が最接近(月の直径の1/2ほどまで近づく)
火星が木星の南を通る
8 月が赤道通過、南半球へ
9 金星が外合(以後夕方の空)
11 月が木星の北を通る
月が火星の北を通る
14 くじら座ο星ミラが極大(2.0〜10.1等、周期332日)
15 月の距離が最遠(40万6464km) 今年一番遠い
16 月が最南(赤緯-20°00.3′)
20 大寒(太陽黄経300°)
23 月が赤道通過、北半球へ
24 月が天王星の南を通る
月面Xが見える(夕方)
27 アルデバラン(0.9等)の食(東北以北)
29 月が最北(赤緯+19°51.8′)
30 月の距離が最近(35万8994km)
31 ○満月(皆既月食)
   
しぶんぎ座流星群
 毎年、年の初めに見られる流星群です。三大流星群の1つに数えられるものですが、出現にはけっこう大きな波があります。放射点はりゅう座とうしかい座の間で、午前5時ころは北極星くらいの高さになります。今年は4日の午前5時ころにピークがあると予想されています。しかし、今年は満月直後の明るい月があり、多くは見込めないでしょう。
火星と木星が大接近
 7日の未明、南の空で火星と木星がすぐそばで並んでいます。最も近づくのは午前9時ころで、角度で12分(月の直径の半分以下)まで近づきます。夜明け近い6時ころでも13分と近いので楽しめるでしょう。望遠鏡では100倍でもいっしょに見えるほどで、木星の模様や衛星も見られます。火星はまだ遠いので小さく丸く見えるだけです。なお、地球に最も近づくのは木星が5月9日、火星は7月31日です。
  くじら座のミラが明るくなる
 くじら座の首の辺りにあるミラは、普段は暗く肉眼では気付かないことも多い星ですが、中旬ころ最も明るくなる極大光度になる予定です
 ミラは直径が太陽の330倍もある
赤色超巨星で、約332日の周期で明るさを変える変光星です。変光範囲が大きく、明るいときは2等級になることもありますが、暗いときは10等級まで下がります。ただ、明るさがいつも一定ではなく、最大光度が3〜4等級で止まることもあります。ミラは星自体が膨張収縮をくり返す脈動変光星とよばれるタイプの星で、そろそろ寿命が終える星なのです。なお、オリオン座のベテルギウスも同じタイプの星です。
 
アルデバランの食
 27日の日没後、おうし座の1等星アルデバランが月にかくされる食が見られます。今回の食が見られる場所が東北地方以北で、秋田-岩手以北と言うことになります。横手市、花巻市、宮古市はぎりぎりで食になりませんが、月の南側スレスレを通過するのが見られます。アルデバランの食が見られなくとも、ヒヤデス星団の中を通過する様子は見られます。初山別では潜入が18時55分、出現が19時48分です。
 この後日本で見られるアルデバラン食は、16年後になります。
   
  皆既月食
 31日の夜、全国で皆既月食が見られます。
    部分食の始まり  20時48分
    皆既食の始まり  21時51分
    皆既食の最大   23時08分 (食分1.32)
    皆既食の終わり  23時08分
    部分食の終わり  00時12分

今回の月食は時間帯も悪くないので、皆既月食になるまでは見たいものです。皆既月食中の月が赤黒く見えるのは、太陽の光が地球の大気で屈折されて、月に当たったもので、この色は明るかったり暗かったりします。この色の違いは地球の大気の濁り具合を表していると思われ、チリや二酸化炭素などが多いと暗くなります。今回はどんな色をしているでしょう。
 なお、7月28日の未明にも皆既月食が見られますが、東日本や北日本では皆既食が始まる前に沈んでしまいます。