2017年の小惑星「初山別(6158)」


 2017年はやぎ座からおうし座まで移動します。2月までは夕方の西にありますが、3月8日太陽に追いつかれ以後明け方の空にあります。地球への最接近は12月11日です。今年は18〜16等と推移し、最接近のころは15.7等になります。
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 2009年の初めに小惑星に「初山別」の誕生を夢に見て名前を申請していましたが、国際天文学連合(IAU)より正式に認可され、2010年1月30日付の「天文回報」MPC68445で公表されました。以下に公表原文を掲載します。

(6158) Shosanbetsu = 1991 VB3

Discovered 1991 Nov. 12 by T. Niijima and T. Urata at Ojima.

Shosanbetsu, a village in Hokkaido with a population of about 1450, was established in 1909. The name of the village means “a river where the waterfall is flowing out” in the Ainu language of the former inhabitants of Hokkaido. The Shosanbetsu Observatory has a 0.65-m reflector. The name was suggested by Y. Sano.

 この小惑星(1991 VB3)の発見者は新島氏と浦田氏で、お二人とも多くの天体を発見されている方です。
 小惑星の命名を申請したのは、2009年が初山別村の村制施行100周年、天文台開台20周年に加えて世界天文年と言うことで、永遠に残るものと言うことを込めました。
 この小惑星は直径約10kmで、火星と木星の間を3.24年の周期でまわっています。光度は16〜19等ですから、望遠鏡で気軽に見られるものではありませんが、地球に最接近すると16等級まで明るくなるようで、直接見るのは困難ですが写真を撮ることは可能です。