流星








流星は太陽系内にある無数のチリが、地球の大気圏に飛び込むときに摩擦で燃えたもので毎日たくさん見えている。流星の発光高度は地上130km〜80kmで、飛行機等にぶつかることはほとんどない。地表まで落ちてくるのも毎年いくつかあるが、ほとんどの場合地上に達する前に燃え尽きる。大きなものなら地上まで届きいん石となるが、クレーターをつくるほどの大きさは極希。
流星群は彗星や小惑星が残していった、チリのかたまりが原因となって一時期にたくさん見られるもので、放射点がある星座の名前をとって「
○○座流星群」と呼ばれる。特定の群に属さない流星を散在流星と呼ぶ。明るく見えても実体は小さく、多くは2mm以下の砂粒程度である。火球と呼ばれる特に明るい流星は小惑星が起源で、その大きさは数cm 以上あり、さらに大きなものは隕石として落下し、数10m以上の大きなものならクレーターを作ることもある。
流星痕(こん)は、流星となるチリが地球上空の大気中で摩擦発光する際、原子や分子が電離しかすかに光って見える。多くは1秒以内に消えるが中には数分間も残ることもある。5月のみずがめ座群、ペルセウス座群、オリオン座群、しし座群など速度の速い流星は痕が残りやすい傾向にある。長く残ると上空の大気の流れで形が変化していくようすが見られる。

しし座群流星  2003.11.20
超高速(71km/s)
ペルセウス座群流  2008.08.09
高速(59km/s)
こと座群流星  2007.04.23
中速(49km/s)
ふたご座群流星  2006.12.15
低速(35km/s)
おうし座流星群  2012.11.14
低速(28km/s)
りゅう座γ流星群  2008.10.08
超低速(20km/s)
流星痕   流星が流れた後に残るすじ
流星が地球上空の原子や分子と衝突して発光する