南の島の星空(石垣島から見た星空) |
|
|
2015年2月19日に沖縄県石垣市で撮影したカノープスです。右上にオリオン座、中央左の明るい星はシリウスです。シリウスの真下にある明るい星がカノープスです。全天でシリウスに次ぐ2番目に明るい星ですが、関東以北では見ることができません。中国ではこの星を見ると長生きできると言われています。この日は低空に黒っぽい雲がかかっていて、にせ十字や南十字、ケンタウルス座のアルファ星、ベータ星も見ることができませんでした(残念!!)。 |
|
|
2011年2月5日の未明に南十字を見ました。石垣島ではこれくらい上がりますが、水平線上は透明度が悪く1等星が4等星くらいの明るさにしか見えませんでした。南十字座は全88星座の中で一番小さな星座で、有名な割に小さくてがっかりする人もいるとか・・。左の明るい星はケンタウルス座のアルファ星とベータ星です。アルファ星は太陽系に一番近い星でわずか4.3光年しか離れていません。ちなみに、もしここまで新幹線で行ったら約1500万年かかります。 |
|
|
十字の星といえば南十字と、北十字とも呼ばれるはくちょう座でしょう。しかし南十字のニセモノもあって、間違う人もいるそうです。このにせ十字は帆座と竜骨座の2等星がつくる十字で、本物の南十字より大きく天の川から少し離れているのでけっこう目立つのだそうです。見分け方は長い軸を垂直にした時、横軸が本物は右上がりなのに対し、ニセモノは左上がりになります。 |
|
|
夜明けも近くなるとさそり座が上がってきます。北海道では斜め45度で上がってきますが、石垣島ではほぼ直立の姿勢で上がってきます。まさに釣り針ですね。もっと南の地方では仰向けで上がってきますが、いつか見たい姿です。撮影位置が悪く石垣市街の光で空が白っぽくなりました。 |
前に戻る |