黄道光  
 黄道光は太陽の光によって、太陽の周辺にあるチリが光ったもので、惑星の通り道(黄道)付近に多く分布しています。初山別(北緯44度)では左上方向に最大70度くらいの傾きで見えます。春の夕方、西に見えるのは左上にのびた光です。
 北回帰線(北緯23.4度)から南回帰線(南緯23.4度)の間では垂直に伸びます。これは北緯24度の石垣島から見た姿で、ほぼ直立しています。
  秋は明け方の東空で見やすく、黄道光は右上方向に伸びています。
 低緯度オーロラ 
 日本で見られるオーロラは低緯度オーロラと言い、オーロラの最上部のみが赤くみえます。これは2003年10月31日に見られたオーロラで、街明かりの上に赤い光が大きく広がっています。
 光柱(ライトピラー)
 気温が低くなると空気中に六角形の小さな板状の氷の粒が出来ます。その氷に街灯や漁船の光が反射し光の柱のように見える現象で、時々オーロラと間違われます。これは漁船による光柱で、太陽や月の光でも見られることがあります。