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施設について

施設について

日本海オロロンライン「しょさんべつ天文台」は、日本海を見下ろす美しい自然に囲まれた「みさき台公園」に建設された施設で、65cm反射式天体望遠鏡が設置されています。
この天文台は、一人でも多くの人々に気軽に星空を楽しんでもらいたいという願いでつくられたもので、あまり厳しい制限を設けておりません。観望も撮影もでき、可能な範囲で注文に応えます。
宇宙時代の夢と村づくりの夢を結びつける施設としてご利用いただきたいと考えております。
しょさんべつ天文台の写真

ドームの構造

ドームは直径6mの鉄骨造、ドームの回転やスリットの開閉は電動式で360度回転し、外側は潮風に耐えられるようステンレス張りです。
建物の形はアメリカのアポロ計画で使われた月着陸船をモデルとしています。ドームから斜めにのびる支柱は東西南北を指していて、出入り口は北東側です。
ドームは永年の劣化に伴い平成16年(2004年)11月に改修されました。
夜のしょさんべつ天文台の写真

施設概要

施設概要
経緯 昭和63年(1988年)2月に開催された「青年サミット・イン・留萌」において、広域的な文化施設の建設が提案され各関係機関による検討の結果、留萌地方の活性化、子ども達の科学する心を育てる学習の場・及び道内天文愛好者の活動の場として庁内及び議会での検討を経て初山別村に建ることが決定された。
所在地 北海道苫前郡初山別村字豊岬153番地の7
所在位置 海抜 46m 北緯 44度33分45秒 東経 141度46分27秒
建物構造 鉄筋コンクリート造 3階建
総床面積 339.83平方メートル(1階274.24平方メートル・2階40.98平方メートル・3階24.61平方メートル)
ドーム:直径6m(アストロ光学)
スリット:上下電動スライド式
 

望遠鏡について

ドーム内の望遠鏡は、1988年、東京の三鷹光器(株)で製作され、翌89年に設置されたカセグレン・反射式天体望遠鏡です。
カセグレン式は凹面の主鏡と凸面の副鏡からなり、筒の下から覗くようになっています。主鏡の口径は65cmで、焦点距離は7,800mm、15等級までの星を見ることが可能です。カセグレン式はバランスをとりやすいのでカメラや観測器材をつけるのが比較的容易なのが特徴です。
倍率は対象の天体や大気の状態によって使い分けています。
鏡筒を支える架台は「フォーク式赤道儀」です。小型の望遠鏡の多くに使われている「ドイツ式赤道儀」に比べ接眼レンズの移動が少なくのぞきやすいのが特徴です。
65cmに同架している望遠鏡は15cm屈折式望遠鏡で、65cm望遠鏡より広い範囲が見られるため、月の全体や大きな星雲や星団などを見るのに適しています。
これらの望遠鏡は肉眼で見るだけでなく写真を撮影することもできます。惑星のような小さな天体は65cm望遠鏡で、星雲や星団のような広がりのある天体は15cm望遠鏡で撮影しています。また、ビデオカメラやビデオ機能付きデジタルカメラを取り付けることで映像として撮影することもできます。
望遠鏡の写真

65cm望遠鏡の仕様

65cm望遠鏡の仕様一覧
製作メーカー 三鷹光器株式会社
架台 フォーク式赤道儀
光学系 カセグレン式
口径 65cm カセグレン焦点 7,800mm F12
集光力 肉眼の8,600倍
極限等級 15.8等星
分解能 分解角度は0.”18
サブスコープ 15cm屈折式 焦点 1,050mm F7

アクセス

住所

北海道苫前郡初山別村字豊岬153番地の7

札幌から

高速バスまたは乗用車

旭川から

高速バスまたは乗用車
【路線バス】旭川駅(沿岸バス)→留萌→岬センター前下車
【乗用車(高速)】旭川鷹栖IC→深川JC(留萌自動車道経由)→留萌IC→R233・R232経由→初山別
【乗用車(一般道A)】旭川→R12・深川→R233・留萌→R232・初山別
【乗用車(一般道B)】旭川→R40・士別→R239・苫前→R232・初山別

JRを利用

【札幌から】函館本線・深川駅下車→留萌線・留萌駅下車→沿岸バス・豊岬または岬センター前下車
【旭川から】留萌線・留萌駅下車→沿岸バス・豊岬または岬センター前下車

お問い合わせ

初山別村役場 しょさんべつ天文台
〒078-4431 北海道苫前郡初山別村字豊岬153-7
電話:0164-67-2539 FAX:0164-67-2539

休館中は教育委員会へ
電話 0164-67-2211 FAX 0164-67-2298
北海道苫前郡初山別村字初山別155-1

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