銀河
天体ギャラリー
銀河
銀河系のように数億から1兆個以上の恒星の集団で、銀河系の外にある天体。全体がゆっくり回転していて渦を巻いているように見えるので「渦巻き星雲」ともいう。銀河はその形態によりE・S・SB・Irの4種類に分類され、さらに渦の巻き方や形状によりそれぞれ数種に分けられている(ハッブルによる分類)。なお、同じ型でも銀河の傾き方によって違う形に見える


- E型 楕円銀河で円に近いものをE0とし、扁平になるに従って数字が増しE7まである。だ円銀河は円盤部(腕)を持たない
- SO型 E型とS・SB型の中間で、バルジや円盤部はあるが円盤部に腕が見られないもの
- S型 渦状を示しバルジから腕を出したもの。腕の閉じたSaから開いたScまで。最近ではさらに細分化されSdやSmなどもある
- SB型 バルジから串刺し状になった腕が出てその先から渦を巻いているもの。細分はS型に同じ(銀河系はSBc型)
- Ir型 形が不規則で腕もはっきりしない
- クェーサー(準星) 一見青色の星のように見えるが、強い電波を放つ天体で数10億光年の彼方にある巨大銀河

E0型 NGC5846(おとめ座)

E3型 M86(おとめ座)

E5型 M110(アンドロメダ座)

E7型

SO型 M85(かみのけ座)

Ir型 M82(おおぐま座)

Sa型 M64(かみのけ座)

SBa型 NGC5850(おとめ座)

Sb型 M51(りょうけん座)

SBb型 NGC592(へび座)

Sc型 M74(うお座)

SBc型 M101(おおぐま座)

衝突銀河 NGC4038(からす座)
二つの銀河が衝突していると考えられている

かみのけ座銀河団(2億光年)
輪郭のぼやけた天体はすべて銀河

クェーサー(準星) 3C-273(おとめ座)
最も明るいクェーサー(12.8等/25億光年)
お問い合わせ
初山別村役場 しょさんべつ天文台
〒078-4431 北海道苫前郡初山別村字豊岬153-7
電話:0164-67-2539 FAX:0164-67-2539
休館中は教育委員会へ
電話 0164-67-2211 FAX 0164-67-2298
北海道苫前郡初山別村字初山別155-1