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金星

天体ギャラリー

金星

地球のすぐ内側を回る金星は、「明けの明星」「宵の明星」として親しまれている。自転軸が174゜傾いているため南北が逆転している。太陽、月に次ぐ明るさなので、最大光度のころは日中の青空の中に肉眼で見つけることも可能。表面は厚い雲に覆われているため模様はほとんど見えないが、欠けぎわに薄暗い模様が見えることもある。
 
金星の見え方・満ち欠けの説明図
地球より太陽に近いところを回る惑星を内惑星といい、水星と金星が該当する。内惑星は太陽との位置関係で月のように満ち欠けをすねが、地球からの距離が大きく変わるため、形によって見かけの大きさが大きく変化する。
外合のころは太陽の光が全体を照らすため満月のように丸く、距離が遠いので小さく見える。最大離角のころは半分だけ照らされるため半月のように、最大光度のころは明るい部分の割合が最も大きく、三日月のように見え、内合のころはほとんど暗い部分のため新月の状態になる。このときは地球に最も近くなるため見かけの大きさは月の30分の1まで大きくなる。
 
外合のころ(満月状)の写真
外合のころ(満月状)
最大離角のころ(半月状)の写真
最大離角のころ(半月状)
最大光度のころ(三日月状)の写真
最大光度のころ(三日月状)
内合2日前の写真
内合2日前(平成24年(2012年)6月4日)

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〒078-4431 北海道苫前郡初山別村字豊岬153-7
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北海道苫前郡初山別村字初山別155-1

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